先生が近い！

私は卒業制作で、実家の陶器店のカタログをデザインして制作したのですが、担当の先生に相談していく中で、実際に先生がデザインしているお仕事の現場に連れて行っていただいたんです。広報物に使用する陶芸作品の撮影現場でした。そこでアシスタントとして、現場でデザイナーが指示することや考えなくてはいけないことなど、実際に仕事をされている先生の姿をみて学ぶことができました。

実は高校生のときに成安のオープンキャンパスに自分でつくった映像作品を持ってきてたんですが、その映像をじっくり見て、とても丁寧にアドバイスしてくださった先生がその方でした。入学する前から最後の卒業制作まで、ずっと親身になって教えていただいたことになると思うとまた感慨深いです。

また、他の先生には授業以外のことでも相談できたりしますし、普段はとても真面目な先生が、お話をしているうちにプライベートではゲームが好きというギャップを知って、親近感を持ったこともあります。食堂で会ったら一緒にご飯を食べようって誘ってくれる先生や、展覧会のオープニングパーティに連れて行ってくれる先生など、壁をつくらずに接してくれる良い方ばかりでした。